Monday 1 June 2009

瀬戸内国際芸術祭へむけて

北川フラム氏講演会 2009年5月30日 庵治町コミュニティセンター

コーディネーター:岩崎幸二 奴賀ノリコ
協力:香川県観光交流局 にぎわい創出課,瀬戸内国際芸術祭実行委員会



◆大島青松園でのプロジェクト「やさしい美術」について、高橋伸行氏
・平均年齢78,79歳
・家族と隔離されたハンセン病患者たちが過ごす
・子供たちが残せない人々
・多くの種類の宗教施設がある(コミュニティの役割を果たす)

入所者の希望
・ずっと大島で暮らしたい
・大島のイメージを変えたい

大島のやさしい美術の展開-空間を作る、外とつながる、のこす
・長期にわたる継続的な協動
・暮らしを彩る
(作品例 木々を折り紙で作り、島の方、訪れた方が折り、木々が山へと増えていく。)
・自然の美しさを島内外に発信
・入所者から学ぶ参加型プロジェクト
・入所者のくらし、表現を伝える
・忘れないためのモニュメント制作



◆越後妻有大地の芸術祭の実例と、瀬戸内国際芸術祭の展開について、北川フラム氏

越後妻有
・経済社会の中で切り捨てられた地域、社会からのけものにされた人々の地域のアートによる地域活性化

美術-ひとりひとりが全部ちがう、と言っているだけ
   人間の文明の関わり方

瀬戸内国際芸術祭
・100年つづくものへのシステムを作る
・とりあえず、香川が主体であるが、瀬戸内海をとりまくすべての地域を巻き込む



◆質疑応答
 庵治の方々から、瀬戸内国際芸術祭に向けて、庵治地域を巻き込むことへの要望
 それに対し、フラム氏は「協働」の考え方





大島青松園 http://www.hosp.go.jp/~osima/
越後妻有大地の芸術祭 http://www.echigo-tsumari.jp/
瀬戸内国際芸術祭 http://setouchi-artfest.jp/


*注意 個人的なメモですので、議事録ではありません。
    フラム氏の講演中に、席をはずしましたし。。

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