Sunday, 9 August 2009

バーチャルライフと現実で、迷子。

今日は新しい用語を知る。

山口裕美『現代アート入門の入門』によると、2000年代は「ユビキタスの時代」とのこと。ああ、美術をずっと勉強してきたつもりなのに、そんなの知らない。。

ユビキタス(Ubiquitous)とは、正確には美術用語ではなくて、

それが何であるかを意識させず(見えない)、しかも「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のことである。 ユビキタスは、いろいろな分野に関係するため、『ユビキタスコンピューティング』、『ユビキタスネットワーク』、『ユビキタス社会』のように言葉を連ねて使うことが多い。

『ウィキペディア』より抜粋
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%93%E3%82%AD%E3%82%BF%E3%82%B9

とはいうものの、まだその定義は厳密ではなくて、W3C がワークショップを開催したり、国際基準の規格化をすすめているらしいです。


自分がいかに、インターネットの中で迷子になっているかを書こうと思っていたけど、いつの間にか「ユビキタス」について書いていました。分裂症ですね。これも、インターネットの「タブ機能」のせいでしょう。
ひとつのページを見ながら、いろいろなトピックに移っていける。
多くの主題を同時進行しながら、形ができ、推敲し、思いついたり、泡のように消えたり。


さて、何年か前から使っている mixi と、ブログ、たまに外国の友達とやりとりをするための、hi5 や Facebook、myspace しかも、そこに twitter を使い始めたので、う~ん、しんどい。

やはり、国籍や年齢層、インターネット環境に応じて、使っている SNS が異なるので、たくさんの友達とコミュニケーションをとり続けるためには、全部のアカウントを保ちつつ、続けていきたい。しかし、全部をチェックし続けることは、けっこうな労力がかかる。

去る者は日々に疎し、
無理して、「友情」を引き止めるのもどんなものか。

メキシコ人の友人たちは、twitter の利用率が低いので、彼らとのコミュニケーションを続けるには、Facebook もたまにアップしないと・・・、とか、mixi も、ブログをリンクさせているだけなので、友達は読みにくいだろうな、とか、みんな twitter 使い始めてくれれば、ラクなのに。。。とか、気疲れな日々。


友達の展覧会、インスタレーション作品風景。

"Ran Ran Happy!!" ikecoo Kitahama Gallery



今、自分の部屋の中が、こんな感じ。そんなことに悩んでいる間に、部屋のそうじと、論文を書こう、と思っています(いつも)。

2 comments:

  1. 便利な世の中だけど、みんなと連絡をとり続けようと思うとなかなか大変。わたしも最近「一期一会」という言葉についてちょっと考えます。

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  2. 私は、「袖摺り合うも他生の縁」という言葉が好きです。

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