Tuesday, 3 March 2009
モーン
河瀬直美監督作品「もがりの森」
この監督の作品は、いつも、彼女の出身地である奈良が舞台。
奈良というと、どこを工事し始めても、昔の遺跡が出てきて、近代化するのが難しかった、という話を思い出す。でも、そのおかげで、奈良は、伝統と今の文化がほどよく混在している街だと思う。
その街で、大切な家族を失って、それでも生きている人たちの話。
もがり、とは、喪上がりの意味もあり。
いいなあ、河瀬直美。どんどん、いい映画作ってください。
BLACK SNAKE MOAN
見ての通り、アメリカ映画。監督名知りません。ごめん。
このジャケットが笑える~。
「せっかくいい映画なのに、このジャケットだと、観る人少ないよ」という典型のような映画。
アメリカの難しい問題、黒人、白人の図式、宗教、性的トラウマ、もりだくさんです。
きっと、もりだくさんすぎて、結局こんな表紙になってしまったのではないかと、勝手に想像します。
でも、かなり面白いので、ジャケットに偏見を持たずに、見てください。ポルノじゃないです。
「もがりの森」の英語タイトルが、「モーニング フォレスト」だったので、「ブラック・スネーク・モーン」と、「モーン」つながりだ、と思って、ふたつ並べて書きました。そうしたら、このふたつの「モーン」は、「Mourn : 哀しむ、嘆く」「Moan : うめく、嘆く」と、かなり似ているものの、語源からして微妙に違うようです。
英語って嫌だわ。ほんと・・・
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